タケノコの刺身
よく掘りたてのタケノコは生で食べられるというが、
眉唾である。 長老も採ったその場でタケノコをかじったこともあるが、 本当に生!と言う感じで、 とても美味しく食べられるものではない。 茹でたてのタケノコなら美味い。 熱湯の中から、網で一本すくい上げ、 ナイフでひとかけらを切る。 そのままでは熱すぎるので、ひとかけらを載せた網を 冷たい水を張った、大きいポリバケツの中で 水にくぐらせて、粗熱を取り除く。 そして、ひとくち。 自然の味がする。 野性味を少し残しながら、タケノコ本来の味や甘さが ほんのり感じられる。 例の熱湯大釜で十分茹でてあるから、 エグ味はほとんど感じられない。 一日の苦労が報われる瞬間でもある。 夜はタケノコを早速いただく。 最近では刺身を食べる。 刺身といっても、茹でたタケノコの刺身だ。 薄くスライスして、お皿に盛り付ける。 そのまま食べてもよし。 何か付けて食べてもよし。 しかし長老はもともとタケノコを調理したものを 今までの人生の大半で食してきた。 冷えたタケノコの刺身は不味くはないが、 どこかしっくり来ない。 そうだ! もう一度温かくしよう。 茹でたてのあの味をもう一度。 小鍋にお湯を沸かし、昆布をひとかけら。 そこに薄くスライスしたタケノコをくぐらす。 そしてポン酢醤油等をちょっぴり付けて、 食べる。 美味しい。 茹でたての味とまでは言わないが、 十分にタケノコの味が引き出されている。 新鮮なタケノコでしかできない料理。 採って8時間とかそのくらい。 スーパーで買ったタケノコではまずこの味わいは 出ません。 皆さんも新鮮なタケノコ(エグ味やアクがしっかり抜けた)を 食べる機会があれば、是非試してみてください。 長老風の食べ方を。 名づけて「たけしゃぶ」。 安易だけど・・・
by myako1996
| 2006-04-24 00:25
| 食
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