きじ馬
今日、外勤に出て、仕事を終え職場へ戻るために
バスに乗った。 バスの窓からぼんやり過ぎ去っていく住宅街の景色を 眺めていたら、ちらっと何かが目にとまった。 きじ馬だ。でかい。70センチはある。 それはごく普通の家の2階の窓際に置かれていた。 写真を見てのとおり、キジ(鳥の種類)をかたどった 木製の昔から球磨地方に伝わる古い玩具である。 写真には何種類かのきじ馬(きじ車ともいう)が写っているが、 どうやら熊本、福岡、大分などを中心に伝わっているらしい。 キジではなく馬をかたどったものもある。 球磨地方のきじ馬は平家の落人が手なぐさみに作ったものだと聞く。 しかし、なぜ長崎の住宅街に巨大なきじ馬が・・・。 見てくれと言わんばかりに窓際に・・・。 しかも、球磨地方仕様のものだった。 きっと、オレに「今年も村に来いよ、分校が待ってるぞ」という 球磨村の守り神(?)からのメッセージなのかもしれない。 今年も、廃校になりながら、キャンプ場として、地区の集会所として 生きつづけている分校が、静かに待っている。 昨年と、おととしと変わらない表情をして。 8月が楽しみだ。
by myako1996
| 2004-06-28 23:56
| アウトドア
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